ファーウール製造工程

ファーウールが編める機械は、日本にごくわずかでとても希少なものです。

衣料用コートのファーなどに用いられる機械を使って贅沢に作っています。

原料

ウール梳毛(そもう)原料を使用しています。コーミング工程をしており、ウールに繊維が均一で一定方向を向いています。・光沢があって綺麗• 滑らか• コシがある・きょう雑物がほとんどありません。

調合

梳毛(そもう)原料をミックスして、均一な柔らかさになるように、原料をしっかりとほぐします。

カード

調合された原料の繊維1本1本にほぐし、繊維の長さを平行に並べたロープ状の繊維のわたの束(スライバー)にします。

編みたて

国内に数台しかないスライバーニット機でスライバー原料そのものを地糸に丁寧に編み込んでいきます。

シャーリング・ポリッシャー

熱で毛を伸ばし(ポリッシャー)毛足をそろえ(シャーリング)、余分な遊び毛を取り除きます。

3cmの長さの繊維を2cmまでシャーリング(カット)することで絶妙なウール密度にしています。

熱溶着

サイズを均一に調整(ピンテン)して、編み目を熱溶着します。

生地巾をそろえ、サイズを均一に調整します。

栃木県 足利工場

タンブラー

蒸気を入れてドラム回転させてファーをほぐして空気を含んだ風合いを出す。余分な遊び毛を取り除きます。

コーミング

繊維を一定方向に揃える。余分な遊び毛を取り除きます。

検反

金属探知機で針検査を行い、生地の不良の検査

人の目で一点一点検品し、細かいキズや汚れを取り除きます。