ウールの特性

ふだん何気なく便利に身の回りで使っているウールその特性は

  • リンプス 毛がコイル状に巻いていて根元が太くて先が細くなっています。
  • 表面にうろこ状のスケールがありこのスケールが開いたり閉じたりして湿度をコントロールします。
  • 水分を多く含みことができる。(公定水分率が高い)
  • スケールのために毛が絡みやすくフェルト化(毛が絡まって固くなる)や毛玉の原因になる。
  • 動物性のたんぱく質で燃えにくく、染料に染まりやすい。たんぱく質なので酸に弱い。
  • 動物性繊維で日光にあたると黄変する。(日焼けする)
  • 熱の伝導率が低い
  • 抗菌・消臭機能、空気清浄化作用。

ウールの特性で生まれる商品特性

  • 弾力性が生まれます。

クリンプスが弾力性を生み、しわになりにくくなります。

  • 保温性、吸湿性が生まれます。

クリンプスで糸にふくらみができ、そのふくらみの間に空気を含みます。

スケールは湿度が多いと開き=水分を吸収し湿度が少ないと閉じ=水分吸収を防ぐこの作用で冬は暖かく、夏はさらっとして涼しく感じます。

  • 水分を含んだまま固めるとフェルト化します。

水分を含むとスケールが閉じ、この状態で毛をこする(こねる)とフェルト化して毛が固まります。

そんため洗濯後脱水したまま放置しり、タンブラー乾燥したりすると縮む原因となります。

毛玉になるのもこのためです。

 

【ウールは夏涼しく、冬暖かい繊維】

ウールは、1本1本の繊維がくるくる縮れています。クリンプと呼ばれるこの縮れのおかげで、ウール製品は、約60%もの空気を含んでいるのです。乾いた空気は、断熱性のもっとも高い物質。だから、ウールの衣服を着ていると、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。

合繊のような吸湿性の低い繊維だと、いくら空気を含ませるようにつくっても、ウールのようなふっくらした風合いや断熱効果は、あまり期待できないのです。

(ウールマークミニ事典より抜粋)

 

【ウールは優しい天然素材】

たとえば赤ちゃんのやわ肌を、ふっくらとあたたかく包み込むのに最適な素材といえば、やっぱりウール。

それは、ウールが自然の恵みをたっぷりもって生まれた天然繊維だから。

生きている繊維だからこそ、繊維自身が呼吸していたり、湿気などをうまく調節する機能をもっていて、やさしく心地よい肌ざわりを生みだしてくれるのです。

ケンブリッジ大学では、ウールのやさしさが未熟児の生育を早めるといった研究結果を発表しています。

赤ちゃんの産着やご高齢の方のウェアや寝具にウールを選んであげたくなるのも、かけがえのないやさしさからなのですね

(ウールマークミニ事典より抜粋)

 

【生まれながらの抗菌・消臭繊維】

人間や動物の皮膚は、ウイルスや細菌などが侵入してくると、それを無害で無毒なものにする免疫機能をもっています。

ウールとは、もともと羊の皮膚が変形して生まれたもの。最近の研究によって、ウールにも、羊の生命を守るための免疫機能が備わっていることが

わかってきました。生まれながらにして細菌に対する抗菌機能や消臭機能をもっている天然繊維=ウール。直接肌に触れる肌着や寝具などにぴったりの素材といえそうですね。

(ウールマークミニ事典より抜粋)