生成(無漂白)コットンについて

使用上のご注意

天然素材の特徴を生かすため漂白剤を使用しておりません。

・表面に、きょう雑物:綿花の葉や茎の乾いた破片がかすかに浮かびます。

・コットンの自然な匂いが残ります。

・自然の風合いと肌さわりです。

・自然のコットンのかすかなベージュ色です。

漂白していない生成りの綿生地の特徴です。

 

きょう雑物の身体や使用感への影響はありませんのでご安心してお使いください。

 

水洗いをするとそれから色が出て生地にシミがでることがあります。

万一、シミが発生した場合はすぐに洗い直すときれいになります。

洗濯を繰り返すと次第になくなります。

きょう雑物について

生成(無漂白)コットンはきょう雑物(綿カス)の混入が起こります。(薄い色で染色した生地も同様なことが起こります。)

日本では、これらの生地への混入を目立たなくするために、漂白などの化学処理を行うことが多いです。漂白は塩素などの有害物質によるものですので、残留塩素だけでなく、風合い、肌さわりなどの品質にも大きな影響を与えます。

 

海外では残留塩素の問題などから、無漂白のコットンが主流です。

天然素材の風合いと肌さわり、きょう雑物による独特の生地の変化を自然のものとして楽しみます。

きょう雑物の発生の流れ

コットンは綿花が開花して、成熟したさくが開いて、綿毛に覆われたコットンボール(種子)が出てきます。

コットンの花

コットンボール


刈り取られたコットン

コットンの一本の繊維の長さは2cm~5cmくらいです。このコットンボールを手作業や機械を使って摘み取ります。このコットンボールから種と綿と分けて、茎や葉などの異物を取り除いて2~5cmの長さの繊維を梳いて原綿のベール梱包をします。その後、紡績工程(コットンを糸にする工程)から織布工程(生地にする工程)を経て生地になります。

工程の中できょう雑物の除去を行いますが、取り切れないで残った茎や葉の残りカスが織物にしたときに黒い粒子となるものが「綿カス」と呼ばれます。

コットンは2~5cmの短い繊維ですので、きょう雑物を完全に取り除くことは性質上不可能です。

【綿カス】

人の手で野外や、開放された工場で作業する場合、異物の混入を避けることも不可能です。

その際に混入した異物が加工時に攪拌されて、綿生地にしたときに色糸となります。

この混入も十分注意していても完全に無くすことは不可能です。

【色糸の混入】