ベッドスプレッドハウスは最新の技術のウール防縮加工技術を使用しています。
ウールの表面は表皮部分(スケール)と皮膚部分(コルテックス)に分けられます。
ウールの縮み(フェルト化)は、湿った状態で、熱を加える、こすり合わせると表皮部分のスケールと呼ばれるウロコ状の凹凸がからまることで起こります。
縮みを防ぐために表面を削りすぎるとウールの特性が損なわれてしまいます。そのため特殊技術で羊毛の表皮部分スケールを除去し皮膚部分(コルテックス)を残して、通気性のある特殊フィルムでコーティングしています。
わたを多くの針で刺して形状を安定する技術です。
形状が安定することでウールの吹き出しが少なくなり、洗濯の耐性が強まります。さらにウールの特性が強まり、反発性が強くなります。
この方法で加工されたウールは、ファイバーの損傷が少なく(ダストの発生)、
ウールの性質(吸湿性、放湿性、保温性、スプリング性、フェルト性など)を保っています。
ウールのフェルト性(湿らせて、こすり合わせる、熱を加えると固まる)が起こりにくくなります。
ウールの特性(吸湿性、放湿性、保温性、スプリング性、フェルト性、抗菌防臭、紫外線からの保護など)を保ってご家庭でお洗濯ができます。
上記の試験は 防縮加工ウールと未加工ウールを
①青の四角部分 35℃湿度80%の環境から35℃湿度40%の環境に移した際の6時間の水分率の変化(放湿性)②黄色四角部分 35℃湿度40%の環境から35℃湿度80%の環境に移した際の6時間の水分率の変化(吸湿性)を表しています。
①では防縮加工ウールは15.9%から10.6%に 未加工ウールは15.6%から10.5%に変化しています。
②では防縮加工ウールは10.6%から16.0%に 未加工ウールは10.5%から15.6%に変化しています。
防縮ウールは未加工ウールとほぼ同じように 湿度の高い環境では湿度を放湿する放湿性、湿度の低い環境では湿度を吸収する吸湿性を保っています。
おふとん特に敷きふとんは汚れています。
下の写真はすすぎ水の変化です。
フラスコでは狭い空間ですので茶褐色ですがプールのや川のような広い空間ではほぼ真っ黒です。
生活空間での汚れは水溶性のものがほとんどです。
今も昔も水洗いに勝る洗浄方法は有りません。
”ご注意”
○お洗濯の際、タンブラー乾燥は避けて下さい。
このベッドパッドはウールの特性を持ってご家庭でお洗濯ができます。
そのため高温の乾燥を行いますウール特性のフェルト性を持っていますので縮みます。
特にクリーニング店に出すとき石油系ドライとご指定下さい。