イギリスの物理・天文・数学者のアイザック・ニュートンは「色彩は光そのものである」と言っています。
光は電磁波で色は目に見える電磁波で波長の違いが色彩となるのです。
人体に波長の違う光を当てて、汗の分泌の量や脳波等から筋肉の緊張度を測ると、色ごとにその値が違っていることが分かりました。
人は色を目からの影響を受けずに肌でも感じているということを実証したものです。
ヘレンケラーも目は見えなくても色の感覚を持っていたことが知られています。
色が心理的影響を及ぼしているのは、人間の進化の過程で色によって得た経験が色濃く残っていて、
それが今人のDNAにながれて、色と心が結びついているのです。
例えば、水の冷たい経験からの青、太陽が上る時の赤や血の赤…というように、それぞれの地域、文化、個人の経験から感情に色に密接に関係します。
パステルカラーや赤ちゃんのベビーウェアの色などは柔らかそうに感じます、反対に黒く塗られた鉄の門扉は硬そうに見えます。
明度が高い(明るい)と柔らかく、明度が低い(暗い)と硬そうに見えます
落ち着いたベージュと、パステルトーン、アイボリー、
ライトブラン、ピンク、ミントグリーン、水色、空色
緊張する色の範囲は黄色、オレンジ、赤になります。