〇脳と神経の疲労の回復
脳を満たす脳脊髄液は、古い脳脊髄液を排出する際、一緒に脳内の老廃物を除去する。日中も行なわれるが、睡眠中は4~10倍活発化する。
〇身体の疲労回復
体温維持や心臓を動かす自律神経。昼は交感神経(活動モード)が活発で、食後やノンレム睡眠では副交感神経(リラックスモード)が優位となり、脳と体を休ませている。
〇臓器の老廃物の浄化
〇ホルモンバランスの調整
睡眠中は多くのホルモンが働いてバランスを取り、代謝を正常化させる。食欲を抑制するレプチンは肥満や生活習慣病を予防している。
〇記憶の整理して定着
入眠直後のノンレム睡眠時に、短期記憶とその記憶の重要性を判断する海馬から大脳皮質へと情報が移動。長期記憶として保存される。深いノンレム睡眠は嫌な記憶を消去する。浅いノンレム睡眠では体で覚える記憶(意識せずに覚えられる記憶)が固定される。
〇免疫力の向上
ホルモンバランスが崩れると免疫が正常に働かず、風邪などを引きやすくなる。また自己免疫疾患やアレルギーを悪化させる危険性も。
成長ホルモンは成長期だけでなく一生分泌される。筋肉や骨を強化し、代謝を正常化させる。
出典:厚生労働省ヘルスネット
ねむっているときの目の動きで2つの種類に分けています。
この2つのねむりはそれぞれ大切です。
〇脳を休める ノンレム睡眠
〇体を休める レム睡眠
寝入りばなに睡眠は急に深くなって深い睡眠と浅い睡眠が80~110分周期で徐々に睡眠が浅くなって目覚めます。